建築士試験の受験学校

一級建築士の求職転職


一級建築士試験の概要

ある程度以上の大きさの建物を設計する際に、必要となる資格が建築士です。一級建築士はその中で、基礎設計に関わる最上位の資格となっており、マンションやビルを設計する上では必須の資格と言えます。
一級建築士資格は国家試験を合格することで得られます。一級建築士試験の受験資格は、「国土交通大臣が指定する建築に関する科目を履修した上で」大学、3年制短期大学、2年制短期大学、高等専門学校を卒業し、それぞれ2〜4年の実務経験を積んでいることが条件となります。指定課程の履修に加えて、2〜4年の実務経験が必要なので、多くの場合、教育機関卒業後に資格なしから建築事務所に就職し、仕事をしながら二級、一級と取得していくルートを取るようです。二級は一級の条件ではありませんので、スキップしても良いのですが、二級を持っていればやれることが増えるのは確かなので、現状での実務を優先して二級→一級と取っていくことが多いようです。

一級建築士試験はインターネット上から申し込みをし、受験料19700円はクレジット決済かコンビニ決済にて支払います。仮にネット環境が無くても、受験料をゆうちょ銀行などで支払った上で、指定の受付場所にて受験申込をすることもできます。
一級建築士試験は年一回、学科試験と設計製図試験の2部にわたって行われます。学科試験の内容は「計画」「環境・設備」「法規」「構造」「施工」の5科目で、全125問からなります。回答方式は4枝択一。学科試験が6時間半、製図試験も6時間半(別の日)というかなりの長丁場の試験です。試験は7月と10月にそれぞれ学科試験・製図試験と行われ、大体2ヶ月後に結果が発表されます。資格の取得には両方の試験に合格する必要がありますが、学科試験に合格した人のみが次の製図試験に進むことができます。ただ、学科試験に関しては前2年度分の学科試験合格が有効で、期間内なら学科試験を免除されます。この場合、学科試験から受ける場合と申し込み手続きが変わってきますので注意が必要です。

製図試験の問題に関しては、学科試験の少し前ほどに発表されますので、実質そこから試験期間であるとも言えるでしょう。
一級建築士試験は、前提条件として大学・短大・高等専門学校での指定科目履修、2〜4年の実務経験とかなり要求度が高い試験なのですが、それにもかかわらず合格率は7.5〜10%程度とかなり低い率にとどまっています。これは、以前までの建築業界が元気な頃と違い、現状では少ない仕事をめぐって既存の一級建築士と激しい競争になってしまうため、一級建築士の数そのものをコントロールするべく合格基準を変動させていることに起因します。このため、「例年なら合格できたはずだが、その年の状況・方針によって不合格になる」ということはかなり起こりえます。確実に合格できる圏内まで実力を上げると共に、ある程度は年度ごとのばらつきがあると考えて、めげずに挑戦することが大事かもしれません。

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